小暑

延暦寺ブース
 晴れ空の京都東山です。今日もただいま35℃を超えて暑い日になっています。昨日、大阪関西万博会場で開催中の日本国際芸術祭において延暦寺ブースが出展されていることを知って訪れてきました。他にも、仁和寺、東寺、聖護院、建仁寺、西本願寺のブースもあって、各寺院のお坊さんが展示物について説明されていました。ほら貝を吹いていたところもあるそうです。6日までの出展です。

 ところで、明日の暦には「小暑(しょうしょ)」「大暑の前故に小暑を催すなり」と書かれてあります。小暑は梅雨明けの目安になる頃で、蓮の花が咲き、セミが鳴き始めるなど、太陽の日差しが強く、眩しく感じられ本格的な暑さが始まる季節を迎えるころになります。暑さが徐々に厳しくなってくることから、まずは「小さく暑い」と呼ばれているのでしょうか。

 近年では、6月でも熱中症で緊急搬送される方がおられました。打ち水や扇風機、風鈴などで涼を取るような昔の気候とはずいぶんと変わってきています。室内のエアコンでも冷えすぎたり、屋外機の熱風で体調を崩したりもしますので、水分補給、日傘など体調管理に注意が必要です。  

 差し当たって、たくさん食べて、体力をつけておこうと思います。そうそう、暑中見舞いのはがきを出し始めるのもこの頃からです。そろそろ準備を始めるとしますか。今日も楽しい一日を。