みどりの日

あじさい
 雲は多いものの概ねいいお天気の京都東山です。ゴールデンウイークも後半となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今日は、「みどりの日」です。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」ということだそうです。山や海、川、植物などの自然に感謝する日で、そのため、自然に関するイベントが各地で開催されているようです。

 この「みどりの日」は、1989年の昭和天皇の崩御に伴い、これまで「天皇誕生日」だった4月29日が「みどりの日」に変わり、その後、2007年から、4月29日は「昭和の日」に、5月4日は「みどりの日」に変わったことは記憶に新しいところです。

 ところで、七十二候では「牡丹華(ぼたんはなさく)」を迎えています。華麗な牡丹は「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とあるように、牡丹は美しさの象徴、「百花の王」と称されていますが、そろそろ春の終わりを告げる花のようにも思います。

 いつしか、昼間の時間も延びて、力強い夏の日差しに変わってきたような気がします。東山の新緑も眩いほどに青々と美しく見えるようになっています。どうぞ、近くの森林公園、ハイキング、トレイルコースなどで足を止めて、樹々を見上げて、心をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。ちょっと、青臭いですけどね、笑。私は、小田和正の歌を聴いてみようかな。「緑の街」とか「緑の日々」なんか。今日も楽しい一日を。