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雙林寺弁財天 |
雙林寺本堂東南方向にお祀りする弁天さまは、「楠大弁財尊天」と申しまして、京都市東山区縄手通り三条下がる東入る芳田亀吉氏が信仰されていた弁財天さまです。
寺伝によりますと、南北両朝時代、新田義貞の軍兵が雙林寺に駐屯していたとき、足利尊氏軍からの攻撃に遭い、全山樹木とも大伽藍は灰燼に帰してしまいました。また、応仁の乱においても、再び雙林寺は焼失してしまうのです。ところが、この場所の楠樹だけは、その2度にわたる大火災にもかかわらず、不思議にも難を逃れたということです。
しかし、その楠樹も老齢になったため、枯れ死を助け風致を保存するために、昭和2年5月、信仰する有志らが、御神木として、ここに弁財天さまを安置することにしました。こうして、歴史的な災禍を逃れた長寿幸福の楠の樹齢は、私たちに健康と長寿を与えるとともに、弁財天の豊かなご利益を十方に施していただけることになったのです。 おんそらそばていえいそわか 今日も楽しい一日を。