一隅を照らす日

しょうぐうさん
 雨模様の京都東山です。この夏は豪雨が多かったですが、しとしとと降る様は情緒があっていいものですね。

 さて、毎月4日は「一隅を照らす日」です。一隅を照らす運動本部では、伝教大師ご入滅日(山家会)の6月4日にちなみ、毎月4日を「一隅を照らす日」としています。 

 「一隅を照らす運動」は、信仰と実践によって一人ひとりが心豊かな人間になり、平和で明るい世の中を共に築いていこうという運動です。

 「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という、伝教大師さま(767~822)の精神を現代に生かすために生まれました。一隅(いちぐう)とは、今、あなたがいる、その場所です。あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らしてください。

あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。

小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします。

あなたの一隅から世界を照らしましょう!

 一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことができれば、みんなが幸せになり、すばらしい世界が生まれます。

 一隅を照らす人、それは「いのち」の尊さにめざめ絶えず自分を反省し、あらゆるものを尊びいたわりの心をもつ人です。一人ひとりが、そしてみんなが一隅を照らす人になるとき、家庭は、職場は、そして社会は明るく住みよいところになり、なごやかな心のつながりは、平和な世界をつくります。「一隅を照らす」運動は、この心をひろめようとする人びとの集まりです。

 一隅を照らす運動に参加しましょう

  • 命 (いのち) …あらゆる命に感謝しよう
  • 奉仕(ほうし)…ありがとうの心で行動しよう
  • 共生(きょうせい)…地球に優しい生活をしよう

 どうかみなさん、この伝教大師さまのおことばをお知りになったこの機会に「一隅を照らす」運動にご参加下さい。今日も楽しい一日を。