飛び出し坊や

 晴れ空の京都東山です。今日も熱中症警戒アラート発表中です。あまりも暑すぎるので、いよいよ本堂にエアコンを設置することにしました。お盆の法要などは多少過ごしやすくなると思います。

 さて、昨日は、天台宗京都教区では、寺族交流会が開催されました。ちなみにお寺では、家族のことを、「寺族(じぞく)」といいまして、寺族交流会は、各寺院の住職とその家族が参加して親睦を図る、レクレーションといいますか、遠足といいますか、ま、そんな感じの催しです。特にお子さんが中心となって楽しめるように企画されます。

 今年は滋賀県へ行ってきました。滋賀県の特産、名品はたくさんありますが、道の駅で休憩した時に見つけたのが、「飛び出し坊や」とか「とび太くん」と呼ばれている看板のキーホルダーです。早速、購入しまして、バッグにつけてみました。他にも靴下とかありましたよ。

 ご存知でしょうか、これは、交通安全啓発のために設置された「飛び出し注意」の看板です。 滋賀県八日市市社会福祉協議会(現・東近江市社会福祉協議会)の発案によって、1973年6月に地元の看板製作会社「久田工芸」で、男の子型と女の子型の11体の飛び出し人形が製作され、八日市市(現・東近江市)内に設置されたのが始まりとされています。雙林寺の近くにも設置されていて、意外と身近で見ることができます。

 道路わきに設置された看板もそうですが、このようなグッズを見ることでも交通安全啓発につながると思います。交通安全をこころがけましょう。今日も楽しい一日を。