薮蘭

 

ヤブラン
 今朝は晴れていましたが、昼頃雨になりました京都東山です。夜間は気温が下がり多少過ごしやすくなって、秋の虫やフクロウの声が聞こえてくるようになりました。しかし、日中の気温は30度越えで、まだまだ暑いです。雙林寺は小高い丘にありますから、お参りの方も汗だくです。

 さて、庭に花が咲き名前がわからないままだったのですが、写真を送信すると花の名前を調べられるアプリがあるということを知り、調べてみました。これはヤブランという花のようです。

キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草。別名リリオペ、サマームスカリ、広義でプラティフィルラともよばれる。中国植物名は、禾葉土麦冬(かようどばくとう)。

 和風庭園などの下草によく用いられている丈夫な花だそうで、晩夏にこのような穂状の花を咲かせます。花の色は、紫の他、桃色や白色もあるそうです。晩秋には黒い実がなります。丈夫な花なので、ほったらかしにしていてもよいようです。確かに、ほったらかしにしてます。

 学名でもある「リリオペ」は、ギリシャ神話に登場する美しい水の妖精の名前で、花言葉は、忍耐・謙遜・隠された心、などとなっています。

 一般的に、寺のSNSは植物ネタは定番なので、これからこのアプリのおかげで大丈夫そうです。今日も楽しい一日を。