さて、昨日は毘沙門堂さんへ参りました。毘沙門堂は、もともと大宝3(703)年、京都御所の北方に創建され、正式名を護法山安国院出雲寺と称します。寛文5(1665)年に、現在の京都山科の地に再建され、毘沙門天さまを祀ることから毘沙門堂と呼ばれるようになりました。天台宗の京都五箇室門跡寺院のひとつです。
最近、本殿が修復され鮮やかな朱色の本殿や宸殿などが山中に静かに佇んでいます。春は枝振りが見事な枝垂れ桜や、秋は勅使門に続く階段が紅葉のトンネルになるなどして、「そうだ 京都、行こう。」にも取り上げられた人気の寺院です。
この毘沙門堂では、毘沙門天のお使いとされるむかでにちなんで、「むかで牘」という御札を受けることができます。この御札の効果は抜群ですよ。わたしの寝床がある部屋になぜかその部屋だけにムカデがよく出てきまして、寝ている私の手や足の上を歩いて、その感触にびっくりしたり飛び起きたりで、刺されたことはないのですが、困っていましたところ、その「むかで牘」を部屋に祀ったところ、それ以来ピタリと姿を見ることがなくなりました。いやあ、ありがたい。ご参拝の折、お求めになられてみてはいかがでしょうか。 おんべいしらまなやそわか 今日も楽しい一日を。