世界平和記念日

 いいお天気の京都東山です。今日は11月11日の語呂合わせや、1111を様々な形に見立てるなどして、いろいろな日になっていますよ。

 介護の日、公共建築の日、電池の日、配線器具の日、麺の日、ピーナッツの日、チーズの日、サッカーの日、くつしたの日、おりがみの日、西陣の日、下駄の日、鏡の日、鮭の日、ポッキー&プリッツの日、もやしの日、煙突の日、チンアナゴの日、箸の日、きりたんぽの日、磁気の日、磁石の日、長野県きのこの日、コピーライターの日、立ち呑みの日、豚まんの日、おそろいの日、、、以上です。気になる日がありましたら調べてみてくださいね。

 そして、世界平和記念日でもあります。1918年(大正7年)、ドイツとアメリカ合衆国が停戦協定に調印し、4年あまり続いた第一次世界大戦が終結した日で、この日を忘れず、大戦争を再び起こさないようにしようと設けられたとのことです。

 仏教では「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」と説かれています。殺してもだめ、殺させてもダメです。殺される立場に立つと、恐怖や苦しみでしかありません。その気持ちを自分自身の恐怖や苦しみとして、ひしひしと感じて受けとめられるなら、殺す側に立つことは絶対にないはずです。

 また、伝教大師さまの教えには「怨みをもって怨みに報ゆれば、怨みは止まず。徳をもって怨みに報ゆれば、怨みはすなわち尽く」とあります。相手を怨むのではなく、優しい心で許せることができれば、怨みはなくなるということです。憎い相手を許すことはそう簡単にできることではありませんが、伝教大師は怨みがあっても相手を思いやる慈悲の心をもつことが大切であると説かれたのです。

 平和はどこからやってくるのでしょうか。「やられたらやり返す」では、いつまでたっても幸せはやってこないですね。私は、相手のことや状況を考えて「それでかまわない」と自分に言い聞かせるようにしています。今日も楽しい一日を。