大犯土

 

 曇り空の京都東山です。まだまだ暑いですよ。さて今日は、暦に「大犯土(おおつち)」と書いてありました。何のことか知らなかったので、調べてみました。

 大犯土のほかに小犯土(こつち)もあって「土を犯すべからず」という期間のことだそうです。陰陽道において土をつかさどる土公神が土の中におられる期間なのだそうで、土を触ること、例えば、穴掘り・種まき・土木工事・伐採など、土に関すること全般、地鎮祭などの建築に関する儀礼はしてはいけない期間ということになっています。

 具体的な期間としては、大犯土は、庚午から丙子までの7日間で、丁丑を間日(まび)、戊寅から甲申までの7日間を小犯土といって、連続するセットもののようです。ただし、間日は犯土には含まれないとのことなので、この日の土いじりは大丈夫そうです。それで、今日から9月20日が大犯土、9月21日が間日、9月22日~9月28日が小犯土となります。毎年日にちは変わりますが、年6回くらいあります。ガーデニングなどを趣味にされておられる方も、ご注意なのかもしれませんね。今日も楽しい一日を。