大祓人形

大祓人形
 ところどころ青空も見えますが、全体的に雲の多い京都東山です。実は私事で恐縮ですが、町内会長を仰せつかりまして、市民しんぶんや回覧物などの事務処理をしています。今はコロナの影響で開催されていませんが、毎月町内会長会議に出席しなくてはならず、意外と仕事量があります。

 昨日、八坂神社の方から大祓人形が届きました。町内各家に配ります。これは、6月30日に八坂神社で「大祓式」が執行されるからです。

「大祓(おおはらい)」とは、心身を清浄に保つ神代より伝わる祓いの神事のことです。私たちが知らず知らずに犯してしまった罪や穢れ、また身体の悪い部分をこの紙で作られた人形に託して払い清めるという行事です。

 この大祓人形をどうするのかといいますと、

  1. 人を模った紙製の人形に名前・年齢を書く
  2. 息を3回吹きかける
  3. 自分の体の悪い部分と同じところを撫でる
  4. 人形と祈祷料を袋に入れて、八坂神社にお返しする。

 そして、八坂神社で当日お作法がなされるという流れになっています。これから八坂神社では、祇園祭に茅の輪くぐりと、大きな行事が催されることになりますね。今日も楽しい一日を。