小正月

おぜんざい
 曇り空の京都東山です。寒いです。今日は、「小正月」ですね。お正月行事の締めくくりとなります。小豆粥を食べて、正月飾りを下げて、お焚きあげを行ったりします。

 お台所を預かる女性の年末年始は、大掃除やおせち料理作りなどに大忙しでしたので、正月行事がひと段落する小正月の頃は、女性がゆっくりと休むことができるようになるので「女正月」とも言われるそうです。

 また、小豆には古来より魔除けの力があるとされていて、無病息災を願うハレの日のごちそうです。鉄分やビタミンB1、ポリフェノールなどが含まれています。鉄分が不足してしまうと酸欠状態になって、めまいや息切れなど、貧血状態になってしまいますよね。そして、ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに必要な働きをします。このような効能からも小豆粥は体にとてもよい食べ物ですね。

 我が家は鏡開きのお餅がたくさんあるので、ぜんざいとして小豆をいただきます。鏡開きのお餅を食べながら、神さまのお力を頂戴して、無病息災をお祈りしたいと思います。今日も楽しい一日を。