楊枝のお加持

三十三間堂
 晴れ空の京都東山です。今日は三十三間堂で、楊枝(やなぎ)のお加持が行われます。これは、インド伝来の修法で、平安時代から伝えられているという三十三間堂の法要のなかでも最重要の法要とされています。儀式では、観音さまに祈願した法水を、聖樹とされる「楊枝」を使用して、ご門主さまをはじめ高僧の方から、参拝者に潅がれ、諸病を除き無病息災を願います。特に頭痛に効くと伝えられています。

 また、境内では、弓引き初め(大的大会)も併せて開催されます。江戸時代の「通し矢」にちなむ大会で、全国から1200人の新成人が集まり、晴れ着姿での競技は、正月ならではの華やかさで、京都の風物詩のひとつとなっています。昨年は中止となったので、今年は昨日と本日と2年分開催とのことです。

 毎年1月第3日曜日のこの日の境内は、無料公開されて、終日、新年の祈祷に通し矢にと、多くの人たちで賑わいをみせます。御存じのことと思いますが、三十三間堂は天台宗のお寺です。今日も楽しい一日を。