根引き松 |
昨日しめ縄飾りなど設えたのですが、京都のお正月はいわゆる竹を3本立てる「門松」ではなく、根のついた若松を半紙に包んで、紅白の水引で結んだ「根引き松」を家や門などの出入口に設えます。お寺の門などにもあちらこちらで見かけられます。
「根付く」から「地に足をつけてしっかりとした生活ができますように」とか、「大きく成長できますように」などという願いが込められていることは想像できるところですね。
もともとは平安時代に朝廷で、子の日の松を行い、千代を祝わったところに由来しているという説があるそうなので、京都以外でこの根引き松を見ないのもわかる気がしますね。今日も楽しい一日を。