セミの鳴き声

 

 今朝は晴れ空なのに、午後から雨予報の京都東山です。ホントに降るのかというくらい晴れています。暦の上では立秋が過ぎ、秋の気配も感じられるようになってきましたが、いまだに朝早くから、蝉の鳴き声は賑やかです。

 個人的な聞こえ方なのですが、アブラゼミは「ジージージー」と鳴きます。クマゼミは「シャーシャーシャー」。アブラゼミよりクマゼミの方が音量が大きいように聞こえます。鳴いているのはオスで、胸に発音器がありますね。メスのセミに自分のいる場所を鳴き声で知らせているのだそうです。うるさいくらいに鳴くって、自己主張強いですねぇ。

 で、8月も中旬頃になると、聞こえる鳴き声が変わってきます。「ツクツクボーシツクツクボーシツクツクツク」「カナカナカナ」「ミーンミーンミンミンミン」「ニイニイニイ」。

 夕方にヒグラシの鳴き声を聞くと、夏も終わりかぁ、とどこかもの悲しさを感じます。セミの名前は鳴き声に由来しているのが多いようですが、アブラゼミは、油で揚げ物をしている音に似ているところからなのだとか。そうなのか?似てますか?

 子供のころは、虫取り網を持って虫かごを肩からぶら下げて、セミ捕りに行きましたけど、網の高さより高いところにセミが止まっていて、なかなか捕れなかったことを思い出します。子供だから背が低かったからなのかも?いずれにしても、そんな光景は、全然見なくなりましたね。今日も楽しい一日を。