朝からずっと雨が降っています京都東山です。ゴールデンウイーク中盤、いかがお過ごしでしょうか。普段はお仕事などでお疲れのところ、お家でゆっくりとお過ごしなのかもしれませんが、おせっかいながら、私なりにGW後半の過ごし方を考えてみました。
まずは、旅行に出かけて、豪華な料理に温泉など非日常を楽しむ!運動して汗をかきまくる!爆買い!子供と思い切り遊ぶ!映画鑑賞、ドラマの一気見!DIY!掃除三昧!読書!勉強!ガーデニング!趣味に没頭する!などなど。え、GWでなくてもできそうです?
それでは、「正五九まいり」に出かけるのはいかがでしょうか。正五九まいりとは、正月と五月と九月に神社仏閣へおまいりしましょう、ということです。
なぜ、その月におまいりするのかと申しますと、諸説あるようですが、まずは、日本人の農耕文化からきているという神社説です。春は2月、種まきに先立って、農事安全を祈り、5月になると田植えがはじまり五穀豊穣を祈る、そして、9月には稲穂の収穫を迎えて豊穣に感謝するというお参りをしたことから始まったとされるものです。
一方、お寺説はといいますと、もともとインドから伝わったもので、正五九の各月になると、仏さまがその人の善悪ぶりを視察に来られるという伝承があり、その月は特に修行に励んだり寺へ参拝に行ったりしたというところから始まったという説です。
他にも、正月・5月・9月は、忌むべき月として、結婚などを避けたり厄払いのために神仏に参詣したりしたというのもあります。
いずれにしても、困ったときだけではなくて、普段から継続しておまいりすることが大切です。そうすることで、仏さまからお力をいただけて、願い事も叶いやすくなると思いますよ。今日も楽しい一日を。