どんよりとした曇り空の京都東山です。朝からカマキリの卵らしきものを座敷で発見して、恐らくそうだと思いますが、どうしたものかと思案しましたが、仏教は「一切の生きとし生けるものは、幸せであれ」ですから、このままにして、春に幼虫が孵化してくるのを待つことにしようと思います。それにして、蝉の幼虫が羽化したり、カマキリの卵があったりと、楽しい自坊です。
調べてみますと、カマキリの卵は、「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれるスポンジのような泡状のものの中に産み付けられます。それが硬くなって保護殻となります。
この卵鞘は、木の枝や葉、建物の壁など、さまざまな場所で見られ、卵を外敵や寒さ、乾燥から卵を守る役割を果たします。卵鞘の中には、数十から数百の卵が含まれているそうですよ。そして、春になると幼虫が孵化してきます。幼虫といっても姿形は成虫と同じでとても小さなカマキリですね。
ということで、本当にカマキリが生まれてくるのか分かりませんけれども、小カマキリたちが生まれてきましたら、また報告したいと思います。今日も楽しい一日を。