歩くこと

しょうぐうさん
 いいお天気の京都東山です。朝から市民新聞を配ってきました。町内を歩いていますと、ご近所の方が掃除をされていたり、散歩をされていたりで、ごあいさつします。

 「歩く」ということには深い意味があるそうです。歩くことで、いろいろな人に会ったり、いろいろな景色、環境に出会います。言い換えれば、このような様々な出会いを経験するのです。

 昔は今みたいに大学とか学校という具体的に学べる場所はなく、あちらこちらに教授や、先生が住んでいました。ですから、歩いて会いに行かないと学べないわけです。人が歩いて、教えてくれる先生を探す。それが人生でもあったようです。

 このように、歩くということは深い哲学を含んでいます。ただA地点からB地点に行く、移動するという大したことのない話ではなかったのです。

 歩くということは学ぶこと。歩いていろいろな人に会えば話してみて、犬や猫にも出会ったらしゃべってみたりして、そうやって、周りを見ながら人や生き物と関わりながら、成長していくのですね。今日も楽しい一日を。