二百二十日

 いいお天気の京都東山です。9月も中旬にさしかかりますが、真夏の暑さが続いています。おからだお気を付けください。

 さて、今日は「二百二十日」となります。明暦2年の伊勢暦に初めて登場する 「二百十日」という言葉は大変有名ですが、「二百二十日」はそんなに使われないようなイメージがありませんか。「雑節」の一つで、二十四節気「立春」から数えて220日目にあたる日のことです。立春から数えるので、年によって多少前後しますが、大体、9月10日か9月11日となっています。

 先の「二百十日」とともに、台風がやってくる時期になるため、昔から農家や漁村では「二百十日」や「二百二十日」は災難が起こる「厄日」として警戒されます。9月1日には関東大震災が発生しましたから、地震のことも心配する方がおられるかもしれません。

 最近は異常気象となっていますよね。いつどこで自然災害が起こってもおかしくありませんから、今一度、防災グッズや避難経路、家族との連絡手段に集合場所など、話し合ったり、確認したり、見直したりして「備えあれば憂いなし」の精神でまいりましょう。そうすることで、家族だけではなく、身近な人の救けにもなるかもしれませんよ。今日も楽しい一日を。