納豆の日

 曇り空の京都東山です。今日は、「納豆の日」だそうです。「なっ(7)とう(10)」と読む語呂合わせから、関西納豆工業協同組合が、関西での納豆の消費拡大を目的に、関西地域限定の記念日として1981(昭和56)年に制定し、その後、全国納豆協同組合連合会(納豆連)が、1992(平成4)年に改めて全国的な記念日にしたということです。

 納豆というと、タンパク質、食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンKなどの栄養素が含まれており、納豆酵素の「ナットウキナーゼ」が血液をサラサラにしてくれるはたらきがあるなど、健康にいい食べ物ですよね。

 納豆という名前にはお寺が関係しています。お寺の寺務や金銭やお米などの出納を行う「納所(なっしょ)」というところで作られていた豆なので、納豆と呼ばれるようになったと言われています。お寺は、肉食をしていませんでしたから、大豆は重要なたんぱく源なわけで、比叡山での修行のときも、納豆が出てきました。実はわたくし、納豆はあまり好きではなく、納豆汁のときは、食堂中にあの香りが充満して、「あー納豆かあ」という気持ちになったことを思い出します。

 コンビニなどでは納豆巻きやキムチ納豆などいろいろと商品があるようですので、納豆パワーで夏を過ごしたいところです。というものの、やはり私は食べないだろうな(笑)今日も楽しい一日を。