世界ハロー・デー

 今朝も寒い朝の京都東山です。天候は快晴です。今日は、「世界ハロー・デー」となります。10人の人に挨拶をすることで、世界の指導者たちに「紛争よりも対話を」とのメッセージを伝えようという日だそうです。

 1970年の万国博覧会の歌で「こんにちは~こんにちは~♪」という歌詞が浮かんできましたけれども、「挨拶」はもともと禅宗の「一挨一拶(いちあいいっさつ)」からきています。「挨」の字は「ひらく」という意味があって、「拶」は「迫る」という意味がありますから、挨拶というのは、心を開いて相手に迫るということでしょうか。迫るんですけど、押しつけることはない感じですね。

 恥ずかしいからか、あいさつしてもしなくても一緒だとかお考えの方がおられるかもしれませんが、無料ですし労力もかかりませんから、しないよりかはした方が断然いいです。相手を思いやるきっかけになります。挨拶をしたときの相手の反応で、調子がいいとか悪いとかわかりますし、話が始まるかもしれません。相手との距離間が近くなり、お互い話しかけやすい雰囲気が生まれます。「顔を見て、挨拶する」この行動だけで、相手からの印象もよくなること請け合いですよね。今日も楽しい一日を。