比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー

  

各スタンプ箇所に台紙があります(※椿堂以外)
快晴の京都東山です。さて、延暦寺の紅葉が見ごろだということと、聖徳太子ゆかりの「椿堂」 が特別ご開扉中で、ご本尊の「千手観世音菩薩像」を拝ませていただけるということなので、参拝に行ってまいりました。椿堂は延暦寺西塔の駐車場からすすんで、巡拝券販売所の下あたりにあります。椿堂の堂内公開は初めてだそうです。椿堂は聖徳太子の建立で、ご本尊は太子が護持されていた観音像です。そしてこの地に太子が愛用していた椿の杖を堂の脇に挿したところ、 芽を出し育ったという伝説があり、堂の近くに椿の木があります。仏さまは金色に神々しく光り輝いておられ、五色の壇線でつながることができました。また、高さ約9センチの如意輪観音像が胎内仏として納められており、比叡山に伝わる仏像としては最古だそうです。こちらの仏さまは延暦寺国宝殿で拝めます。

 また、「比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー」が開催中でした。比叡山と坂本に残る伝説・逸話を12か所に設置されているスタンプを集めることで楽しめるようになっています。妖怪たちの絵が楽しく、思い立って急遽参加することにしました。ウォークなので歩くのでしょうけれど、クルマで行きましたので、そのまま回ることにしました。

 このスタンプラリーは、延暦寺三塔だけでは完結できず、比叡山下もありますので、クルマといえども結構時間がかかりました。お修行のときには三塔巡拝といって、三塔と日吉神社を一日かけて歩いて回りましたけれど、その時以来の巡拝となりました。今回もちょっとした修行になったかもしれません?

 クルマの場合のおすすめは、三井寺から始めて、日吉大社、西教寺を巡って、仰木ゲートから奥比叡ドライブウェイを縦走で、横川、峰道、西塔、東塔にて完遂するルートです。最後に延暦寺第1駐車場内にある奥比叡ドライブウェイ事務所で景品と交換できます。すべて回れなくてもスタンプの数に合わせて、手拭い、クリアファイル、ステッカーのいずれかがもらえることになっています。

 椿堂のご開扉とスタンラリーは12月4日(日)までです。紅葉はどこも見ごろでとてもキレイでした。あと、延暦寺は京都市内に比べるとおよそ5度くらい気温が低いので、暖かくしていってください。今日も楽しい一日を。


■比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー2022↓↓

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