蚊の日

 曇り空の京都東山です。さて、今日は「蚊の日」です。それにしても、いろいろな日がありますねぇ。この日の由来は、1887(明治30)年のこの日、イギリスの細菌学者であるロナルド・ロス博士が、ハマダラカの胃の中からマラリアの原虫を発見したことによります。ノーベル賞を受賞するほどの世界的な発見であったので、「世界蚊の日(ワールドモスキート・デー)」と呼ばれキャンペーンが行われています。しっかし、蚊にも胃袋があるのですね、そちらにもびっくりです。

 マラリアは、世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2018年11月に公表された統計によると、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5,000人が死亡されており、日本でも60人前後が輸入感染症として届け出られているとのことです。

 この季節は、もちろん寺に蚊は飛んでいますし、墓参りの方もじっとしてお参りできずお困りです。ということで、蚊に刺されないための対策を調べてみました。最近では、「蚊が足の常在菌に反応しているのではないか?」という研究がおこなわれているそうです。つまり、蚊に刺されやすい人は、足に存在する菌の種類が多いと考えられていて、足首から足の裏までをアルコール消毒したところ、蚊にさされる確率が3分の1にまで減ったそうです。手指だけでなく足までも消毒ですね。

 定番としては、虫よけスプレーや蚊取り線香ですよね。子供のころは蚊帳もありましたが、少々手間なのでいつの間にか使わなくなりました。珍しいところでは、蚊よけブレスレッドなるものもありました。効果のほどはいかがでしょうか。私の最近のおすすめは、部屋に数回スプレーをして蚊が寄り付くのを防ぐタイプです。ローズやフローラルの香りつきのものもありますが、我が家はナイトアロマの香りで就寝します。それよりも蚊取り線香の香りが夏らしくていいとおっしゃる方もおられるのではないでしょうか。

 そういえば、あの「プ~ン」の蚊の音で安眠を邪魔するドリフターズのコントを思い出しましたよ。今日も楽しい一日を。


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