何も豪華な仏壇でなくてもよいですし、箱状のものに仏像あるいは仏画とお位牌をお祀りします。ご自宅のお仏壇に手を合わせれば、いつでも仏さまに祈ることができます。「家庭のお寺」です。朝には一日のご挨拶と安寧、これからの予定が無事完遂することをお願いし、夜にはその日の反省と感謝を奉告します。そういう「祈り」の暮らしは、私たちの心を整えることができると思います。
仏壇の設え方とか、仏さまのお祀りのし方などはお坊さんに教わりましょう。一度にできなくても、少しずつ整えていけばよいことです。それよりも、仏さまに想いを込めて祈りを捧げながら、毎日を清く正しく生きようとする心が大切です。仏壇に向かって手を合わせることは、いつしか素晴らしい習慣となることでしょう。さらに、一粒万倍日など「開運」や「幸福」を願う人は、ますます運気が上昇するはずです。
ということで、仏壇のある生活をはじめてみてはいかがでしょうか。今日も楽しい一日を。