写経用紙 |
本来は、般若心経などの手本を横に置き、硯で墨を擦って筆で書くという臨書なのですが、最近では、気軽に筆ペンやボールペンを使用して、漢字練習の様に、手本の上に薄い紙をしき、手本をなぞって書き写す方法が主流となっています。
お写経にも作法があって、一隅を照らす運動本部で配布されている写経用紙には、このように記されています。- まず手を洗い、口をそそいで、心身を清めて始めてください。
- お線香を一本立て、墨は、仏さまにお供えした清い水でおすりください。
- お写経前に合掌して浄書するお経を読誦してください。
- 経文手本(台紙)に料紙(薄紙)を重ねて浄書してください。
- 毛筆が最適ですが、ペン・ボールペン・サインペン・鉛筆等の書写も結構です。
- 浄書が終われば、一度浄書されたお経を読誦してご祈念ください。
お寺によっては、観念文を読むところもあります。仏さまにこれから心を鎮めてお写経させていただきます。とのご挨拶文です。
写経が終われば、お寺へ納経です。一隅を照らす運動本部では「百万巻写経運動」を推進しており、天台寺院を通じて写経を納めることができます。各寺に納めていただいたお写経は、比叡山延暦寺法華総持院にお納められることになります。写経をされたことのないお方は、ぜひどんな感じなのか実践されてみてください。普段使わない画数の多い漢字をなぞって書くにしても、かなり大変ですよ。今日も楽しい一日を。
◆天台宗一隅を照らす運動*お写経のすすめ 心をこめて浄書を↓↓
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