祖師先徳鑽仰大法会について

 令和3年6月4日、伝教大師最澄さま1200年大遠忌のご祥当に向けて、新しいポスターが出来上がりましたが、ご覧いただきましたでしょうか。
 天台宗では、平成24年4月1日から令和4年3月末日までの10年間を祖師先徳鑽仰大法会の期間と定め、次のような法会を奉修してきました。

●第1期 慈覚大師円仁さま(794~864)1150年御遠忌(平成25年)

 慈覚大師円仁さまは、第3代の天台座主で、遣唐使とともに中国に渡り、天台浄土と天台密教の教えを確立されました。著書の「入唐求法巡礼行記」は、「大唐西域記」「東方見聞録」とともに、東アジアの三大旅行記といわれています。

●第2期 恵心僧都源信さま(942~1017)1000年御遠忌(平成28年)

 恵心僧都源信さまは、「往生要集」という書物を著し、阿弥陀仏を心と口と意の三業において念ずることにより、極楽浄土へ往生できるという教えを説かれました。また、「一乗要決」を著し、伝教大師さまの法華一乗の思想をより鮮明に説かれました。

●第3期 建立大師相応さま(831~918)1100年御遠忌(平成29年)

 比叡山の荒行である回峰行の創始者で、「法華経」に説かれる常不軽菩薩の「ただ礼拝のみを行ず」という教えに則り、比叡山のあらゆる神仏を礼拝する修行を始められました。

●第4期 伝教大師最澄さま(766/767~822)御生誕1250年(平成28年)、1200年大遠忌(令和3年)

 伝教大師最澄さまは、大津市坂本にある生源寺の地でお生まれになり、俗名は三津首広野(みつのおびとひろの)といいます。中国に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山に延暦寺をお建てになり、天台宗の開祖となられたお方です。功績多数です。

 法会の他にも記念事業も併せて進められています。天台宗の教えを守り伝えてこられてきた、多くの祖師先徳の御恩に報いられるよう日々勤めて参りたいと思う今日この頃です。今日も楽しい一日を。

天台宗祖師先徳鑽仰大法会ホームページ↓↓

http://www.tendai.or.jp/daihoue/index.html