曇り空の京都東山です。朝から、出張にて納骨でした。お施主様は、お隣のお墓にも御供物をして、ごあいさつの心配りをされていました。建碑や納骨の際は、あの世でのお付き合いにも配慮しましょう。
また、お手伝いくださった石材店の方いわく、最近は墓石の販売より、いわゆる墓じまいによる墓石撤去で経営が成り立っているとやるせない気持ちをお話されていました。石を売る石屋が石を捨てることが許せないようでした。このことは、我々の布教が行き届いていないようにも感じました。さて、どうしたものか。
さて、本堂前のツツジが咲き始めました。名前の由来としては。「ツツジは花が筒状になって、連なり続いて咲くことから『つつじ』となった」という説があるそうです。漢字で書きますと、躑躅、杜鵑花、映山紅、管士で、すべて「つつじ」と読むそうです。
躑躅は「てきちょく」とも読み、「躑(てき)」は、たたずむ、行きなやむ、あしぶみする、「躅(ちょく)」にも、あしずりする、あがくといった意味で、歩行の進まない状態、あしぶみを意味するそうです。
もともとは羊躑躅だったそうで、羊がこれを食べて、足踏みして、死んでしまったことからつけられたそうです。実は、レンゲツツジという品種の根には有害物質が含まれているからなのだそうです。昔の人の観察力には関心させられます。
そして、花言葉は「節度」「慎み」です。節度とは、行き過ぎのない適当な程度。ほどあい。慎みとは、控えめに振る舞うこと。だそうです。われわれの行動もこうありたいものですね。今日も楽しい一日を。

