公衆電話の日

 

 雨模様の京都東山です。今日は一日降ったりやんだりの予報です。9月中旬からは梅雨のように秋の長雨が降るのかもしれません。

 ところで、今日は「公衆電話の日」だそうです。1900(明治33)年のこの日、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋駅と上野駅の駅構内に設置されたとのことです。

 電話について思い起こせば、私の子供の頃のじぃちゃんの田舎では、ぐるぐるとハンドルレバー?を回転させて電話交換手を呼びだして、繋いでもらう方法でした。その後ダイヤル式電話機が登場し、プッシュホンに進化して、留守番電話機が開発されました。その後、ショルダーフォンなる携帯電話の原型みたいなものが登場して、それがだんだんと小さくなって、携帯電話になり、現在ではスマートフォンに進化しました。スマートフォンの発達は、固定電話はなくなるんじゃないかと思うくらいの普及ぶりですね。

 公衆電話もほとんど見られなくなりました。赤色に青色に黄色に緑色、データ通信もできるモジュラージャック付きのものなど、色々な機種がありました。テレホンカードはギフトに使われたり、コレクターが現れるくらいに流行りましたが、もし現在も所有しているテレホンカードがあれば、それはもう使用できないかもしれませんね。そういえば、ポケベルが流行したときは、会話することなく番号を押すだけの利用者がいた時代もありましたね。

 いつの時代もコミュニケーション、意思疎通は大切です。誰かの声を聴くだけでも元気が出ますし、会話すると頭の回転がよくなります。テキスト文字だけの会話じゃなくて、久しぶりにあの人に電話してみませんか。今日も楽しい一日を。