七夕

 朝からいいお天気の京都東山です。今日は「七夕」ですね。笹に短冊のご準備は整いましたか?唱歌「七夕さま」は、お歌いになれますか?今の子供たちにとっては、童謡、唱歌の歌詞は難しそうです。「のきば」って何?「砂子」って何のこと?みたいな。

 一般的に七夕とは、織姫と彦星が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える日のことですが、「雨が降ると天の川を渡ることができない」ともいわれています。今夜は、曇りの予報なので、曇りでも雨が降らなければいいのかなあと、素朴な疑問を抱いているところです。

 七夕の物語とは、天帝の娘である織姫は、機織りが上手な働き者です。一方の彦星は牛飼いの働き者です。ある日、天帝は二人を引き合わせました。すると二人はひと目で恋に落ち、結婚してしまいます。ところが、結婚後の二人は遊んでばかりで、まったく働かなくなってしまいました。それで、怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離してしまったところ、二人とも元気をなくし、悲しみの毎日を過ごすようになりました。それを見かねた天帝は、年に1度だけ七夕の夜に会うことを許すことにした。というあらすじです。

 織姫はこと座のベガで、彦星はわし座のアルタイルです。夜空を見上げますと天の川をはさむようにして明るく輝いている星なのだそうですが、私は、実際のところ空を見上げてもどの星がどれなのかよくわからないので、がんばって探してみようと思います。今日も楽しい一日を。