よい歯の日

 くもり空の京都東山です。黄砂が飛んできて京都市内はかすんで見えます。あちこちほこりだらけになって、困ったもんです。今日の暦をみますと、一粒万倍日と月徳日、天徳、母倉日が重なる超開運日となっています。ちょっとしたことでも、いいことが起こるはずですよ。

 そして、今日は「よい歯の日」だそうです。「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから、日本歯科医師会によって1993(平成5)年に制定されたとのことです。11月8日は「いい歯の日」となっているようです。

 これらは「8020(はちまるにいまる)運動」を発端としているそうです。8020運動とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」と同会が労働省とともに1989(平成元)年から推進している運動のことです。ちなみに、歯医者さんや歯科衛生士さんは「80-20」を車のナンバーにしておられる方が多いそうですよ。お坊さんは、「76-76(南無南無)」とか「・8-94(薬師)」とか、某寺院は「30-00」とかです。

 ところで、京都十二薬師霊場会第4番札所の壬生寺さんには、「歯薬師」と呼ばれるお薬師さまが祀られています。このお薬師さまは、古来より阿弥陀堂の脇仏として祀られている仏さまで、その微笑みが「は、は、は」と笑っているかのように見えるところから「歯薬師」と親しまれるようになったそうです。特に歯の病に霊験あらたかということです。

 ということで、おかげさまで私の歯は今のところ20本以上残っていますので、定期検診を続けて、守っていこうと思います。今日も楽しい一日を。