さて、今日の暦には、「穀雨（こくう）」【清明の頃より穀雨の時節まで雨多し 春雨降りて百穀を生化す依って穀雨と云う】とあります。
月の満ち欠けで一か月を決めていた旧暦では二十四節気といって、１年を24分割して、それぞれの季節にふさわしい名称がつけられました。この時期に降る雨は百穀を潤すとされる恵みの雨なのですね。
あらゆる種類の花が咲いて、あちらこちらに、何かの花が目に入ってくる美しい季節となってきました。雙林寺では大つつじの花がちらほら咲き始めました。紅葉も青々としてきれいですよ。どれもこれも生き生きとして元気をもらえます。
「花笑む」という大和言葉がありますよね。特に、厳しい冬を越して春の花が咲くときに表現する言葉だと思うのですが、花も笑っているようだし、その花を見ると私たちの顔も笑う。
そんなことで、玄関やリビングに様々な花を飾って、カラフルに春を呼び込んでみるのはいかがでしょうか。今日も楽しい一日を。
