愛妻の日

 雲は多いものの晴れ空の京都東山です。今日も寒いですよ。ということで、1月31日は「晦日正月」ともよばれ、お正月(1月)の最後の日で、ひとつの区切りとされている日となります。また、「一月往ぬる二月逃げる三月去る」も有名で、この時期は毎日が忙しくてあっという間に過ぎてしまうという事を調子良く言った言葉です。「光陰矢の如し」「歳月人を待たず」「烏兎匆匆」などと同じ意味ですね。

 ところで、今日は「愛妻の日」だそうです。1をI(アイ)とする語呂合わせで、日本愛妻家協会なる団体が制定したそうです。ホームページには、【妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない。という甘い理想のもと、日本独自の伝統文化かもしれない愛妻家というライフスタイルを世界に広めていこうという文化活動です】と記されてありました。なるほどですね。

 お寺では住職の妻を「大黒さん」と呼んだりします。台所や厨房に大黒天を祀っていることにちなみます。「坊守」とも言ったりもします。我が家もお大黒さんのおかげで坊が守られています。毎日の境内掃除、家事に朱印はもちろんのこと、檀信徒さんのお接待に、法事ではご詠歌を唱え、護摩では太鼓を打ち、さらには、寺庭婦人会に叡山講福聚教会の活動もこなしているというスーパーレディです。

 ちなみにご詠歌とは、仏さまを讃え、お経の内容を分かりやすく書いた歌詞にメロディをつけて、鈴と鉦の美しい響きとともに唱える歌のことです。布教活動の一つでもあり、檀信徒のみなさんも法要の時や、霊場巡礼の時などに唱えられています。天台宗では叡山流ご詠歌ご和讃の信仰団体「叡山講福聚教会(えいざんこうふくじゅきょうかい)」があります。延暦寺ホームページで紹介されていますので、ご覧いただければと思います。

 ということで、今夜は感謝を込めてお大黒さんを讃えることにしますか。今日も楽しい一日を。

■延暦寺ご詠歌ホームページ https://www.hieizan.or.jp/goeika

■比叡山延暦寺YouTubeチャンネル https://youtu.be/pl1SINpdt-g?si=pCEs6sgVWmqk2Yk7

■叡山流詠讃歌(CD・解説書付き) https://amzn.to/35Dqxib