虹始見

 快晴の京都東山です。ただ今、気温26℃と、暑いですよ。

 さて、今日は七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」となります。これから虹が見えることが多くなる季節です。

 老若男女問わず雨上がりに虹が出ていると、なぜか幸せな気持ちになりませんか。スピリチュアルの世界でも、虹は幸運の兆しとされているようです。虹は雨上がりに現れますから、苦しい時期が終わって幸運が訪れることを示しているとか、また、虹の夢は明るい未来を暗示する大吉夢とされており、夢で見た虹が大きく鮮やかであればあるほど、大きな幸福が訪れるそうですよ。

 虹の色は、ご存知ですよね。日本では、「赤・橙・黃・緑・青・藍・紫」の7色ですけれど、アメリカ、イギリスは6色、ロシア、インドネシアは5色など、国によって違うようです。

 また、江戸時代の日本は、黄、紅、緑、紫、青の5色だったそうですし、現代では12色に分類されるのだそうです。何色でもよいのですけれど、とにかく、虹は大空に向かって夢を広げてくれる希望の架け橋なのかもしれませんね。今日も楽しい一日を。