まがたま

 昨日は大雨になり今朝方上がって曇り空の京都東山です。さて今日は「まがたまの日」だそうです。数字の「6」と「9」の形が「まがたま」の形と似ていることから、6月9日と9月6日を「まがたまの日」として制定したとのことです。

 「まがたま」は、古くから健康を守り、魔除けとなり、幸運を招くものとされていますよね。翡翠(ヒスイ)・瑪瑙(メノウ)・琥珀(コハク)・鼈甲(ベッコウ)などで作られており、丸く膨らんだ玉の部分に穴を開けて紐(ひも)を通して、昔は首飾りとされていたようです。日本の縄文時代の遺跡から発見されたものが最も古いそうです。

「古事記」には「曲玉」、「日本書紀」には「勾玉」との表記があって、「まがたま」の語源は、諸説あるなかで「曲っている玉」に由来するというのが有力説のようです。

 そのほか、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は、八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とともに、皇室に伝わる「三種の神器」のひとつであることは有名ですよね。正式名称は覚えられませんけど、、、

 現在では、いわゆるパワーストーンでつくられている、ストラップ、ペンダント、ブレスレット、ピアスなどのアクセサリーとして、また御守りとしても親しまれています。ちなみに私のものは出雲大社にお参りに行った際に求めたケータイストラップですよ。見ていますと、どこからか不思議なパワーを感じますよ。今日も楽しい一日を。