妙法院さん

妙法院は工事中
 風が強く冷たい快晴の京都東山です。朝は氷が張っていましたよ。さて、朝から法要のお勤めにて、妙法院さんへ行ってまいりました。現在は国宝である「庫裏」の修復工事が行われています。

 妙法院は、天台宗の寺院で、山号を南叡山と称します。本尊は普賢菩薩さまで、伝教大師さまのご創建と伝わります。青蓮院、三千院とともに「天台三門跡」に数えられる格式の高い寺院です。

 また、「三十三間堂」(蓮華王院本堂)の本坊で、後白河上皇、豊臣秀吉ともゆかりが深い寺院として有名です。普段の本坊は非公開となっていますので、中に入ることはできません。

 「三十三間堂」には千体の観音さまがお祀りされ、自分の顔にそっくりの観音さまがおられると言われていますが、見つけるには一苦労しますね。また、一躰一躰それぞれにはお名前があります。お像にお名前が記してあるのかしら?毎年1月第3日曜日には「楊枝のお加持」「三十三間堂大的全国大会」が行われますので、多くの参拝者で賑わいます。とにかく、どでかい建物が多い大寺院ですよ。今日も楽しい一日を。