漢字の日

 

 今日も快晴の京都東山です。今日の暦を見ると、「大安」と、一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になるという「一粒万倍日」が重なる縁起の良い日となっています。何か始めるには良い日ですね。

 さて、今日は「漢字の日」です。日本漢字能力検定協会のホームページによりますと、「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」つまり、「いい字1字」と読み、毎年「いい字」を少なくとも「1字」は覚えてほしいという願いと、漢字への関心・理解を深めると同時に、日本文化への認識を深める日として制定されたそうです。

 雙林寺から歩いて約10分くらいのところにある八坂神社石段下の弥栄中学校跡地には、漢検 漢字博物館・図書館「漢字ミュージアム」を運営されていて、私も行きましたけれど、漢字について楽しく学ぶことができる施設となっています。おすすめですよ。

 また、それよりも有名なのは、毎年全国からの公募により、その年の世相を表す漢字一字「今年の漢字」を京都・清水寺で発表する行事を行っておられることでも有名ですよね。毎年、ニュースで取り上げられています。

 「今年の漢字」は、1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として始まったそうです。一年を振り返って選ばれた漢字一字からは、さまざまな出来事を回想することができますし、また、年末の風物詩の一つとして人々に愛される行事となっています。

 ということで、「今年の漢字」は、本日、12月12日14時頃から発表されるみたいですよ。昨年の漢字は、10,422票を集めた「金」でしたが、今年は、さて、どの漢字になるのでしょうか?今日も楽しい一日を。