お釈迦さまは、アシヴァッタという大きな木の下で心静かに座禅を始められました。翌朝、暁の明星が輝いた瞬間に、お釈迦さまは悟りを得たと言われています。このときのアシヴァッタの木は、お釈迦さまが悟りを開かれた木なので、のちに「菩提樹」と呼ばれるようになりました。「菩提を弔う」などと言いますが、これは、亡くなった人がどうか悟りを開いて、仏さまになれますようにとお祈りをすることです。
その後お釈迦さまは梵天勧請を受けられ、布教活動を始められることになります。ですから、私は梵天さまが現れないと悟りを開いたということにはならないと考えています。とにかく、いつになることやらです。今日も楽しい一日を。
画像は天台宗公式HPより拝借しました