今日は高級朱印帳について少し宣伝させてください。
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| 雙林寺は黄色です |
ただいま、京都で有名な１６２４年創業の唐紙屋「唐長」の唐紙を使用した京都十二薬師霊場会でしか手に入らない高級朱印帳を販売しています。各札所毎に１色、全１0色展開しています。
唐紙とは、もともと遣唐使時代に中国から輸入された紙のことなのですが、天平時代、遣唐使廃止により輸入されなくなり、唐紙に代わって、国内で生産した和製の唐紙が出来上がります。
やがて貴族たちが詩や和歌を書き、写経をする料紙として使用され、愛用した唐紙に文様を施したものが登場します。これが紋唐紙と呼ばれるもので、襖紙として使用される唐紙は、この紋唐紙が原型となっています。版木を使っていくつもの工程を経て手で刷って製作されます。
現在では、寺院の和室はもちろん、老舗高級旅館の襖や外資系ホテルの壁紙などで見かけます。文様を使ったカレンダーやメモ帳など小物も作られているようです。
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| 札所毎に色が違います |
この朱印帳は、金粉が使用された瓢箪唐草（ひょうたんからくさ）文様で、キラキラと光るとても上品な仕上がりとなっています。また、朱印帳自体、墨ののりがよい上質な和紙を使用していますので、字の書き手にとってもありがたい朱印帳です。住職方が考えぬいて出来上がった朱印帳なので、ぜひお求めいただきたいのですが、１冊3,000円は、お高いですね、、、
唐長さんについては下記のURLからご参照ください。今日も楽しい一日を。
