道しるべ

 

 今日はお地蔵さまの縁日にて、朝からお勤めでした。

 さて、都名所図会などを見ていますと、円山音楽堂西南あたり、芭蕉堂前に雙林寺の正門があったようです。ちょうど、止まれの停止線がひいてあり、そこから参道として、本堂までお参りされていたのでしょう。そこに「雙林寺道」と記された道標があります。

雙林寺参道
 享保2年の建立で、寸法は高さ73×幅15×奥行16cmとなっています。「為高田氏五兵衛」と書かれていますので、高田五兵衛氏について検索しますと、それらしき事柄を見つけることができましたが、寺に史料はなく、施主なのかどうかは未確認です。

 旧境内地を歩いていますと、今でもいろいろ残っていますね。

今日も楽しい一日を。