珊瑚の日

 

 曇り空の京都東山です。昨日は、3と5の語呂合わせと、3月の誕生石であることに由来して「サンゴの日」の日でした。ちなみに珊瑚の宝石言葉は長寿、幸福だそうです。珊瑚は、海中に根付く草のように見えますが、植物ではなく動物で、クラゲの仲間で、刺胞動物に分類されます。私は、植物だとばかり思っていました。

 仏教で珊瑚は、七宝のひとつに数えられています。お経によって七宝の種類は少し違いますが、金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲(しゃこ)、珊瑚、瑪瑙(めのう)、真珠、玫瑰(まいかい)などが宝物となっています。

 ちなみに、極楽世界には、不可思議な力を持つ水がなみなみと湛えられ、七宝でできている池があります。池の底一面には黄金の砂が敷き詰められていて、水面には車輪のように大きな蓮の花が咲いていて、青い花は青い光を、黄色い花は黄色い光を、赤い花は赤い光を、白い花は白い光を放っていて、とても美しく、気高く清らかな香りが漂っています。また、池の四方には金・銀・瑠璃・水晶でできた階段があります。そして、岸の上には七宝で造られた楼閣が建っています。と、極楽世界はこのようなところだと説かれています。

 今でいうところの映える景色なのでしょうけれど、簡単に行き来できないところが玉に瑕です。せめて、自分の心は清らかにして、七宝のようにキラキラときらめいていたいものですね。今日も楽しい一日を。