いいお天気の京都東山です。京都市内がきれいに見えますよ。今日は「こ(5)きゅう(9)=呼吸」という語呂合わせから、肺の健康や呼吸の大切さについて考える日なのだそうです。
私たちは1日に約2万回も呼吸をしているそうです。しかし、それは意識して、あるいは故意に行われているものではありません。仏教では、この当たり前すぎる何気ない「呼吸」を整えることは、心を鎮め、自分自身を取り戻すための方法であると説かれています。
それは、「調身(ちょうしん)・調息(ちょうそく)・調心(ちょうしん)」という方法です。体を整え、息を整えれば、自ずと心も整うという考え方です。現代社会で私たちはストレスにさらされますと、呼吸は浅く、速くなりがちです。これは仏教でいう「喘(ぜん)」や「風(ふう)」といわれる状態です。逆に、心が穏やかな時は、呼吸も深くゆったりとした「息(そく)」という状態になります。つまり、「息」は自分の心を現しているのです。
忙しい毎日の合間に、ふと立ち止まって、自分の呼吸状態を確認してみる。そして、大きく深呼吸をしてみる。静かに息を吸って、大きく吐き出すだけでも、「安らぎ」が心に芽生えてくるんじゃないでしょうか。今日も楽しい一日を。

