いいお天気の京都東山です。朝から屋根工事をしていただいています。周辺は樹木の伐採でクレーン車などがやってきて、少々物々しい感じとなっています。
さて、東日本大震災発生から今日で15年が経ちました。2011年3月11日午後2時46分、東北沖でマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、東北の沿岸を高さ10メートルを超える津波が襲いました。警察庁によりますと、東北地方では宮城、岩手、福島、青森、山形の5県であわせて1万5839人が亡くなり、2516人が今も行方不明のままなのだそうです。
その時私は、天台宗務庁での会議に出席していました。地震を感じることはなかったのですが、「役職者は緊急会議のため集まるように」との庁内放送がありました。それがとんでもない大地震の対応であったことがわかったのは帰宅してからでした。
大正時代に関東大震災が発生したことを小学校で習いましたが、その時は文章を読んだり白黒写真で状況を想像するしかなかったのですが、現代での出来事はカラー映像として、その状況が生々しく理解できます。
ところで、法事などで親族の方がお集まりになりますと、この機会に○○家ご一族の親睦を深めたり、家訓のようなものを確認したり、ご先祖さまがどういう人であったのかをお子様に引き継いでくださいなどとお話いたします。ご先祖さまも普段の暮らしの中で成功した例や失敗した例など様々な経験をされ、よいことは真似てもらいたいでしょうし、失敗したことは繰り返さないように子孫に語り継いでおられるはずです。
天台宗では「不滅の法灯」として、受け継ぎ引き継がれている「ともしび」が延暦寺根本中堂に1200年以上もの間、今も消えずに灯り続けています。どうぞ様々な教訓や記憶はいついつまでも、次世代へ伝え続けられることを願います。合掌

