音の日

 

しょうぐうさん
 雲ひとつないいいお天気の京都東山です。今日は一粒万倍日です。一粒万倍日とは、「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味があるため、何事を始めるにも良い日とされている吉日ですね。

 そして、「音の日」だそうです。1877(明治10)年のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソンが自ら発明した蓄音機「フォノグラフ(Phonograph)」で「メリーさんの羊…」の音を録音・再生することに成功したことに由来しているそうです。蓄音機は、白熱電球・映写機と合わせてエジソンの三大発明と言われていますね。

 お寺での音というと、鳴り物と呼ばれる仏具があります。思いつくまま列挙してみました。漢字フォントがない文字は、まちがった表示になっているところがありますが、そこはご容赦ください。

梵鐘・半鐘・喚鐘・磬子・引磬(印金)・磬・鐃・祓・鰐口・鉦鼓・双盤・木魚・伏鉦・木鐘・太鼓・錫杖・割笏・金剛鈴・鈴

 鳴り物は、儀式や法要、集まった人たち全体に知らせる合図やお経を読むときのテンポを整える道具として使用されます。みなさんはいくつご存知でしょうか。今日も楽しい一日を。