感情の変化

しょうぐうさん
 曇り空の京都東山です。朝から、境内横の街灯が錆びているので、ペンキを塗っておられます。最近、境内周辺の樹木が手入れされて、すっきりとしてきた感じがします。

 さて、自分の感情とか、気持ちはどんなときに変化するのかを考えられたことはありますでしょうか。私たちは、いろいろな感情が混じり合って生きています。怒ることもありますし、いろいろな欲もあります。しかしその反面、人を助けようという気持ちもありますし、わがままなことも考えますが、他人のことを心配したりもします。このように、いろいろな感情、気持ちが混じり合っているわけです。

 それで、その感情や気持ちは、環境や条件によって変化が起こります。つまり、自分はどんなとき怒ったり、欲張りになるのか。また、人を心配したり、親切にするときはどんなときなのか。など、どんなときに、どんな感情になるのかを改めて考えてみると、貪瞋痴との付き合い方がわかってくるように思うのですが、いかがでしょうか。今日も楽しい一日を。