雨が降る京都東山です。朝から日帰りで、教区役職者研修会という名の親睦会?に参加しまして、岡山県の吉備津神社を参拝してきました。もちろん、お土産はきびだんごですよ。
さて、今日は「鎌倉作務衣の日」だそうです。日付を「さ(3)む(6)え」と読む語呂合わせから、メーカーズシャツ鎌倉株式会社が制定したとのことです。毎日着ているにもかかわらず、作務衣のことは、案外知らないので、検索してみました。
作務衣(さむえ)は、もともと禅宗の僧侶が掃除や薪割り、畑仕事などの作務(さむ)を行う際に着用する作業着として使われていました。そのため、法要の際に着用する法衣とはちがって、少々汚れてもよく、動きやすさが重視されるものです。
現在のような形の作務衣が登場したのは比較的最近のことで、昭和40年代に永平寺で用いられたものが最初とされています。もともとは着物の上に着る上っ張りと、もんぺが原形で、袖が太かったのが特徴だったそうです。
現在では、僧侶だけでなく、一般の人々も、部屋着やリラックスウェアとして広く愛用されるようになりました。また、素材も麻や綿、ポリエステルなど多様で、季節に応じて使い分けることができます。また、体の締め付けがゆるく、着崩れしにくいうえ、流行もありませんので、着ていて楽ですよ。今日も楽しい一日を。