全国防火デー

 晴れ空の京都東山です。今日の暦には、「全国防火デー」とあります。寒くなると、空気が乾燥したり、また、暖房で火を使うことが多くなり、火災が起こりやすくなります。火災が発生すると周辺にも多大な迷惑をかけてしまいますから、日頃から火の始末には細心の注意が必要ですね。

 消防白書によると、火災原因の上位は、「放火」、「コンロ」、「タバコ」、「たき火」だそうです。

 まず、放火対策として、日頃から、家の周りには、新聞、雑誌など、燃えやすいものは置かないようにする。コンロは、電話や来訪者の対応でコンロから離れてしまうときは必ず火を消す、また、消し忘れたときには自動的に火が消える装置がついているコンロを使用したり、油用の消火器を設置する。そして、タバコの原因のほとんどは、枕元で発生する寝タバコにあるようです。昨今世の中は禁煙傾向なので、思い切って吸わないようにするのはいかがでしょうか。あと、たき火は、落ち葉などを庭で燃やされるのでしょうか。水をかけて完全に火が消えた事の確認が必要です。

 そのほか、消火器の有効期限をチェックしたり、使い方の説明を読み直したりするなどして、いざという時に使用できるようにしておくことも大切です。

 雙林寺界隈では12月の夜になると、地元の消防団員の方が「火の用心~!」という掛け声と拍子木の音で啓蒙活動をされています。子供の頃は「マッチ一本家事のもと~」と続いていましたが、最近はマッチの使用がなくなったからなのか、短い掛け声になっています。みなさまにおかれましても、火の用心お願いします。今日も楽しい一日を。