曇り空の京都東山です。最高気温は10℃に満たないようで、今朝は寒いです。そして今日は「大安」と「巳の日」が重なる開運日となりますから、いいことあるかもですよ。
さて、年賀状のご準備はいかがでしょうか。SNSが流行し始め、年賀状終いをされる方も増えているそうです。墓も何も終えばいいということではないような気もするのですが。
年賀状は、新春を迎えたお祝いとご挨拶を兼ねた年始の挨拶状です。調べてみますと、ルーツは平安時代にさかのぼり、藤原明衡(あきひら)の手紙の文例集「明衡往来(めいごうおうらい)」の中にある年始の挨拶文が最も古いものだそうです。この頃には、お世話になった方や親族に新年の挨拶をして回る「年始回り」という習慣があって、直接伺えない遠方の方たちなどへ、文書を届けるようになったのが始まりといわれているようです。それが、明治時代になって郵便制度が定着し、官製はがきの登場によって、国民行事のひとつになったということです。
12月25日までに年賀状を投函すると、翌年の1月1日に配達されるそうです。いつも申しますけれども、スマホで済ますように変化しつつある年始のあいさつですが、手間暇かけてつくる年賀状も味があっていいじゃないですか?今日も楽しい一日を。