数え年

しょうぐうさん
 いいお天気の京都東山です。今日は「一粒万倍日」です。新しいことを始めるのによい日でもありますが、今取り組んでいることを見直す日でもあります。いずれにしても、万倍の成果になるといいですね。

 さて、葬式などで、位牌に書かれた歳が違うと指摘されることがあります。また、神社で「今年の厄年は」みたいな看板を見て、自分が数え年で何歳なのかわからなくなったりしたりします。つまり、「満年齢」と「数え年」の違いです。日本では、年齢の数え方として、「満年齢」と「数え年」の2つの方法がありますよね。

 満年齢は、生まれたときを0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ年を増やす方法です。これは、国際的にも広く採用されており、公式な書類や日常生活で使用されています。

 数え年は、生まれた時点がすでに1歳で、その後、お正月を迎えるごとに1歳ずつ年を増やす数え方です。神社仏閣や暦などではこの方法が用いられます。例えば、2024年11月29日に生まれた人は、2025年1月1日に2歳になります。お母さんのお腹の中にいる期間も、命が芽生えたということから、生まれたときに1歳とする考え方です。正月を基準に、満年齢に1を足すときと2を足すときがありますから、ちょっとややこしいのですが、今は、年齢計算機がありますから活用されるといいと思いますよ。今日も楽しい一日を。