青空がひろがるいいお天気の京都東山です。今日の暦には、「将棋の日」とあります。最近では、藤井聡太さんが、史上初めての「八冠」全冠制覇を達成するなどで、「藤井フィーバー」と呼ばれ、将棋ブームが引き続き沸いていますよね。勝負飯までも注目されていますね。
江戸時代、将棋好きの第8代将軍・徳川吉宗が、この日を「お城将棋の日」とし、年に1回の御前対局を制度化したことにちなんで、公益社団法人・日本将棋連盟によって1975(昭和50)年に制定されたとのことです。
それで、調べてみますと、将棋の駒の名前は仏教に関係があるのではないかという説がありました。要約しますと、「玉・金・銀・桂・香」の文字は、仏教でいうところの「五宝・七宝」に当たるのではないかというのです。また、王将の字は「玉」とも書かれますが、中国の古典には米粒のことを「玉粒」と書かれていることや、「舎利」は現代でも、すし屋さんなどの業界用語として白米、つまり「シャリ」の隠語として使用されていることもあって、その由来は、もともと僧侶の間では、仏舎利と米粒とは形がよく似ていることから隠語として名づけられたと言われていることなど、それらの要素から「玉」として、お釈迦さまを結び付けたのではないかと考えられているそうなのです。
事実はわかりませんけれども、いえることといえば、私は駒の動かし方くらいしか知らないへぼ将棋だということです(^^)。今日も楽しい一日を。