入梅

 いいお天気の京都東山です。いよいよ気温が30℃を超えるようになってきました。どうか熱中症など、お体お気を付けください。今日は一粒万倍日となります。今取り組んでいることに手間暇かけて、大成功となりますようにお祈りします。

 さて、昨日の暦に「入梅」とありました。天気予報でいわれる「梅雨入り」とはちょっと違うようです。

 「梅雨入り」は気象庁が天気の状況によって地方ごとに発表されるもので、沖縄地方や奄美地方から北へ順に発表されていきますね。近畿地方は、まだのようです。

 一方、「入梅」は、雑節の一つで、立春から数えて135日目を言い、 毎年6月11日頃にあたります。ですので、天気の状態がどうであろうと、毎年決まっていることです。ところが、実際のところは、梅雨入りしていないことが多いので、意味がないように思いますが、昔は天気予報が発達していなかったので、田植えの日を決める目安として入梅が必要だったのでしょうね。

 今日では気象予報士という資格ができましたが、この国家試験は大変難しいらしいですね。今日も楽しい一日を。