仏壇の向き

しょうぐうさん
 雨がしとしと降っています京都東山です。今日は大安ですから、吉日にて万事進んでよしです。いいことあるかもしれませんね。さらに今月はいろいろな団体の総会がありますよね。私は町内会長なので、これから町内会総会の打ち合わせに行ってまいります。

 さて、仏壇の向きについておはなしがありました。仏壇は、仏さま、ご先祖さまの安住の場所であるとともに、祈りの場であったり、ご縁のあった亡き方たちに日々のことを報告できる所であったり、また家族の精神修養の所といってもいいでしょうか。つまりは、小さなお寺なのです。

 ですから、仏壇は静かなところで、礼拝のしやすい場所を選びましょう。うす暗く気持ちが落ち着くところがおすすめです。そして、南向きか、あるいは東向きがよいと言われています。南向きならば、お寺の本堂が南向きが多いのと同じように、仏さま南面す、の意味です。  また東向きは西方の阿弥陀浄土に向ける意味があります。

 どうぞ住宅事情にあわせて、仏さまに失礼のないようにお給仕、お勤めお願いします。今日も楽しい一日を。